【おお勇者よ!】RPG気分が味わえる世界の遺跡・洞窟

 


イタリア・ナポリ近郊にあった古代都市。79年のヴェスヴィオ火山噴火による火砕流によって地中に埋もれたことで知られ、その遺跡はユネスコの世界遺産に指定されている。
古代ローマの都市と人々の生活ぶりをほぼ完全な姿で今に伝える貴重な遺跡。

インドの半島部、デカン高原北西部の玄武岩の台地の岩山を掘削して作られた2km以上におよぶ巨大な仏教石窟。5世紀頃、岩の掘削が開始され、ここには、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の異なった宗教建築が混在している。
着工から完成までに1世紀以上かかったと推測される。取り除かれた岩石は300万立方。その宗教的情熱、技術、建設にかける時間の長さは類い希なものであり人類の奇跡とも呼べる。

インドのマハラーシュートラ州北部、ワゴーラー川湾曲部を囲む断崖を550mにわたって断続的にくりぬいて築かれた大小30の石窟で構成される古代の仏教石窟寺院群。

第19王朝のラムセス2世が建設した、恐らくエジプト国内でも最大の石像が立ち並ぶ大神殿。これらは、より南方のヌビア人などに対し、エジプトの強大さを誇示し、畏怖心を起こさせる事にあったと思われる。
石灰岩の岩盤を削って作られた神殿で、大神殿の入り口にはラムセス2世の座像が並び、神殿内部にも立像が立ち並んでいる。

11世紀に建てられて以来、難攻不落の要塞として、数百年もの間君臨し続けてきた。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場している。

カンボジアにあるアンコール遺跡の一つで、遺跡群を代表する寺院建築。
アンコール・ワットとは「大きな寺」という意味で、環濠を含む大きさは東西約 1,500m、南北約 1,300mもあります。三重の回廊の上に5つの祠堂が建てられており、神々が住むといわれるインド神話の霊峰メール山をイメージして造られたといわれている。

カンボジアのアンコール・ワットの約40km東の森の中にある寺院。世界遺産であるアンコール遺跡群のひとつ。崩壊が激しい。全貌が明らかになればアンコール・ワットを凌ぐといわれるほどの規模を持つと推測されている。
宮崎駿監督作品のアニメ『天空の城ラピュタ』のモデルのひとつとも言われる。

ギリシア北西部、セサリア(テッサリア)地方北端の奇岩群とその上に建設された修道院共同体、いわゆるメテオラ修道院群の総称である。
大地から突き出した地上400mの奇岩の頂にたたずむ天空の修道院、メテオラ。修道士たちはこの奇岩群に神を見て、より神に近づくために、命をかけてこれら修道院を造り上げた。

海抜250mの密林の奥深くにあるティカルの中心的な遺跡は、高さ51mのピラミッド型の「大ジャガーの神殿」で、最上部の神殿入り口にジャガーの彫刻が発見されたことがその名前の由来である。このほか、同様にピラミッド型である「仮面の神殿」「双頭の蛇の神殿」などが残されている。

いまだに多くの謎が残る失われた都市、エンゲディの遺跡。
推定すると3000人のコミュニティーが存在しており、当時としてはかなり最先端の町並みをしていた。
そんな高度な文明を持つ都市がなぜ消失したのか?その原因に関しては論争の最中だ。

パルミラは、シルクロードの荒野を渡る商人たちがそのあまりの美しさに「バラの街」とたたえた都市国家。没落から1,700年を経た現在でもその美貌は変わらず、世界でもっとも美しい廃墟のひとつといわれている。

スコットランド・ヘブリディーズ諸島の無人島スタファ島にある洞窟。フェリックス・メンデルスゾーンがその光景に霊感を受けて作曲した演奏会用序曲『フィンガルの洞窟』によっても知られる。
全体に六角柱状の柱状節理が発達した玄武岩中に形成されている。

アユタヤ王朝の遺跡群。周辺の遺跡とともにユネスコの世界遺産に古都アユタヤの名前で登録されている。
この王朝はナーラーイ王時代には現在のラオス、カンボジア、ミャンマーの一部を領有するほどの勢力を持っていたが、1767年にビルマ(ミャンマー)の攻撃を受けてアユタヤ王朝は消滅した。

プラハ城は世界でも最も大きい城の一つであり(「ギネスブック」によると、最も古くて大きい城である)、敷地の広さは東西430メートル、南北70~140メートルで細長い形をしており、大きさは長さは約570m、平均の幅は約130mである。10世紀には既にこの大きさであったと考えられている。

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなったというこの美しいお城は、バイエルン王国の国王ルートヴィッヒ2世(1845~86年)によって建てられた。
この美しい姿を一目見ようと世界中から年間130万人の観光客が訪れているらしい。

19世紀ドイツロマン派の作家ヴィルヘルム・ハウフが著したファンタスティックな騎士物語『リヒテンシュタイン』。その世界に憧れたヴュルテンベルク大公ヴィルヘルム・ウーラッハが1837年に建造した城。
戦災や増改築による変遷を免れていることもあり、現存する中世の城よりロマンティックな雰囲気にあふれている。

紀元前69年に即位した、コンマゲネ王朝アンティオコス1世が山頂に築いた巨大墳墓。
墳墓の建物そのものはほとんど残っていないが、倒壊した巨大な神像の頭部で有名。
その不思議な光景は、1987年、ユネスコ世界遺産に登録され、多くの旅行者が訪れるトルコ東部の有名遺跡となった。

ベトナムのソンドン洞窟は世界最大の洞窟として記録されており、洞窟内部にジャングルが生い茂っている。イギリスのグループが2009年に発見した。
現時点での世界最大の洞窟だということが確認された20の洞窟が連なっており、最大のものは洞長5km、幅150m、高さ200mもある。

海岸線から1キロほど沖に突き出た岩山で、フランスでもっとも有名な巡礼地。
ヴィクトル・ユゴーやモーパッサンらが讃えた修道院は8世紀はじめにベネディクト派の僧院として設立され、13世紀にはゴシック建築の傑作とされる教会を増築。1874年にフランスの歴史的記念建造物に指定された。

初期ルネッサンス様式のお城。
16世紀~19世紀まで、代々の城主が女性だったため、「6人の女の城」と呼ばれる。
ヴェルサイユ宮殿に次いで、フランスでもっとも観光客が訪れる城となっている。

ボルネオ島のマレーシア領内サラワク州グヌン・ムル国立公園にある巨大な空洞。総延長700m、幅400m、高さ80m。その巨大さは強力なランプの光量でも反対側の壁を照らすことができない、ジャンボジェットが40機も入るほどの広さ。

バガン遺跡【ミャンマー】

出典www.ne.jp

壮大な仏教遺跡群。カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドールと共に世界3大仏教遺跡に数えられている。11世紀から13世紀にかけて都として栄えたバガンには約400万のパヤーと寺院があったと言われる。現在残っているのは2,300程。広大な平野の上に遺跡が点在しており、間違いなく世界最大、最高の仏教遺跡群。

洞内は石膏の水和結晶である透明石膏の巨大結晶で埋め尽くされている。
洞内は非常に暑く気温は 58℃ に達する上、湿度 90-100% を保っている。この環境下では適切な装備の無い人間は約10分しか生きられないため、近年まで未踏であった。

縦穴の洞窟で深さは最大で370メートル程もあり、東京タワーが入ってもまだ見下ろせる程の深さを有している。
巨大さとその美しさから、世界中のベースジャンパーや洞窟探検家が集まるスポットとなっている。

かつて貿易が盛んでアラビア古代王朝であった強力なナバテア人の首都であったペトラは、1812年にヨーロッパの探検家に発見されるまで完全に忘れ去られていた。ペトラとはギリシャ語で「岩」を意味している。
映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」のロケ地にもなった。考古学者や観光客をひきつけてやまない中東を代表する大遺跡。

ドラキュラのモデルとなったヴラド・ツェペシュ公ゆかりの城で、ブラム・ストーカー の「吸血鬼ドラキュラ」でドラキュラの住む城のモデルとなった。
城内には王の執務室や地下牢などが残っている。拷問道具などが展示されており、いかにもおどろおどろしい伝説の城にふさわしい。

ロシアの首都、モスクワの赤の広場に立つロシア正教会の大聖堂。
1551年から1560年にかけて、イヴァン4世(雷帝)が、カザン・ハーンを捕虜とし勝利したことを記念して建立した。ロシアの聖堂でもっとも美しい建物のひとつと言われる。

この音楽を聞いて旅の妄想に浸ってみてはどうでしょう?

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